舞洲クリテリューム

クリテリウムとか、比較的短距離を集団でグルグル回るレースなど、恐ろしくて出たいと思わなかったが、最近山が全く向いていないので平地に興味があったのと、例年女子の出場がいつも異常に少ないということで賑やかしのつもりで出ることにした。レースに出たことない人も何人かつれて。
いつも一緒に箕面とか清滝とか行っていたので「はじめて」ということをすっかり忘れていた。試走をひとりで適当にグルグルして適当にやめてお茶とか飲んでたら、目の前で「はじめて」の人が後方から来た自転車と衝突。顔面から地面に着地してしばらく意識がしっかりしていなくて、本当にどうしていいか分からずオロオロした。ちゃんと一緒に走っていればとか、後からだったらなんぼでも思える。
救急車に乗って病院に搬送され、大事には至らなかったらしくほっとしたが、しょんぼりしていても怪我が治るわけでもないので、レースに出た。
ビギナー女子という500mのトラックを10周。追い風ホームストレートと向かい風バックストレート。強い向かい風なので、割烹着着たら大そうしんどいだろうと、欲が出て割烹着着ずに出場することにした。
結果、惨敗。まぁ練習してないしさ。優勝チームの日焼け具合やフォーメーションの美しさが練習量の違いを物語る。
わたしといえば、割烹着も着ていないくせに、先頭集団から即千切れ後ろから来たはっせに二人で回して行こうという声もとどかず、「はっせー!はっせー!」と叫ぶだけ。はっせは「もっと行け!」と言われていると思いどんどん遠くなって、ずっと単独走行。
「おもしろくもないし、速くもなかったら、最低やな」と事前に言っていたとおりになった。
オープン女子でがんばっていたゆっちーはかっこよかった。レース後、「もう少し重いギアを踏んだ方がいいよ。」とか「やっぱり山のぼらないと速くなんないよ」とか、頑張っている人の重みある言葉をもらって、あぁ、もうちょっとがんばろうと心から思った。
いろいろ反省するところの多かった日だった。