21km 大阪ハーフ

前の週の中盤あたりから胃袋が動いてないなーという感じがした。食べなくちゃいけないのに、食べても戻す状態。カーボも水分もロードできないなぁという状態でとりあえず会場へ。軽量化だけは美しいトイレですばやく要領よく済ませる。
12:10。水もあまり飲まずスタート。すぐ喉が渇いている感じがして、2kmくらいのところで即給水。しかしずっとお腹がチャプチャプして、はずみで口からぴゅうと出そうだった。大阪城では友達がたくさん応援してくれていたけど、すでにつらくてあまり答えられなかった。

10kmくらい走ったところでようやっとお水が飲めそうなかんじがしたので少し給水。国際女子の中継車がやってきたので、舞い上がってカメラに映り込もうとしてみる。おそらく両親はテレビを見ているだろうが、出るとは言っていないので、まさか我が子が映っているとは思っていないだろう。イエイイエイ。
しかしそれもつかの間、消化吸収されない水と朝ご飯がこみ上げる。緊急事態でもなるべく迷惑をかけてはいけないと排水口を視界の端で常にマークし、何度も込み上げながら前へすすむことだけ考える。景色といえば少し顔を上げた時に目に入ったスナック珍○(恥ずかしいので伏せる)という看板くらいしか覚えていない。応援がありがたかった。
18km地点まできて、ああ完走できるかなと時計を見たら1:48となってる。ええ、2時間切れないか?まあでも最後の関門は越えてるし、完走はできるか?あと少しだし頑張ろうと気合い入れ直した。きっと込み上げと戦ってる間にみんなに追い越されたんだろう。
それから2kmくらい走ったところで1:48が指すのは時間ではなく時刻ということに気づいた。12:10スタートだから思ったより10分早かった。
大阪城でみたはずの友達が応援してくれていた。テレビでみた競技場に入って、感動よりほっとした。森之宮でも聞いたカウベルの音が嬉しかった。記録は1時間53分50秒。
お腹の調整ができなかったのは自業自得とはいえ、こんなにつらいのは初めてだった。
応援してくれた、アニキ、アネキ、差し入れしてくれた割烹着達ありがとうございました。