160km グランフォンド福井

3度目の参戦。今年も民宿にて前泊。舟盛りとかたべきれない料理ついて6500円。おいしかった。雨予報だが割烹着は折り畳むと背中のポケットに入ると判明。すぐ着用できるよう用意していく。
去年は最後尾スタートだとすごいペースで走っても間に合わないという状態だったが、今年はいろいろスムーズでのんびりペース。でも、いつものんさんはっせにババちぎれなのに今日ののんさんは脚が痛いということで元気がない。元気でほっていかれる方がいい
補給も豊富、信号待ちもスムーズに行き先発の某店スタッフN嬢(名誉のため伏せる)吸収。650Cのクロスバイクに乗っていて今回はじめての参戦。N嬢は某店イベントで100km越えは当たり前だが、某店イベントはゆっくりだし休憩も長い。GF福井はそこそこ坂もあるし、特にゆっくりペースの人はエイドも淡々とこなさないといけない。「先行って〜。」と言われたけど、みんなでゆっくり行く。
雨がザーザー降ってくる。今回泥よけ導入したがラクでいい。お尻がドライに保たれる。そうこうしてたらN嬢パンク。チューブ交換くらいは簡単にできる人なので、降りしきる雨の中ぼんやり作業を眺めていた。
が。今まで路上でパンクしたことがないということで、いろんな不運が重なり壮大なサバイバル作業となった。
ボンベ式空気入れに慣れてないからやってと渡されたボンベ見ると使用後のやつ。私のを使う。いつも2本持ってるけど今日は1本しかもっていない→替えチューブのバルブが短すぎて空気入れられない→無理やり入れてみたが古いからか無理がかかったのかバルブの根元から空気もれてる(ボンベ終了)→私の替えチューブは700Cだから使えない→もとのチューブを修理しようとしたが雨ザーザーで建物など一切ないとこなので濡れてイージーパッチ使えない→途方にくれる
「店長に何度もタイヤが古いから変えたいと言っても、これは加齢やからドモホルンリンクルでもつけとけと言ってとりあってくれなかった」というてはったが、どしゃぶりで体温がどんどん奪われていくなかでは誰も笑わず、割烹着の上からウィンドブレーカーを着た。(名誉のために言っておくが、まだ大丈夫という店長判断かもしれないし、N嬢以外の人にはドモホルンリンクルとは言わないと思います。)
持ち物の中で使えそうなものをいろいろ考えたが、どうしようもないからもう700Cのチューブ入れちゃいなよということで、650Cのホイールに入れてみる。だいぶ余るけどギューギューいれてみたらいいねん。大胆な穴はタイヤの裏からガムテープをはって、のんさんが携帯ポンプで空気を入れてくれて、なんとか乗れるくらいになった。
次の補給所でフロアポンプを借りて7気圧に。先行するはっせ待っててくれた。
(photo by やさしいタナカさん)
割烹着、エイドに乱入。
ほぼ最後尾で出発。まだまだ先は長い。これから坂の連続だ。心配しながらいく。
N嬢、馬背峠も、10km続く坂も、最後の激坂も足をつかずにのぼりきってはった。涙のゴール。
よかったよかった。
教訓:しばらくパンクしてなくても、ツールボトルの中は確認しよう!