一応3000m超え

実家は住んだことない町だ。最近両親が建てた家は一応展望バルコニーがあり、剱岳立山が見える。よその家の隙間から。
父に「ちょっとよさそうな山見つくろってよ」とお願いしようと思ったら、仕事が忙しくてかまってくれなかった。娘が帰省しているというのに何度か顔を合わせた程度。
おかんに「おかあさんは高速道路に乗れないので、立山しか行けません」と言われ、軽貨物車にて立山雄山へ。ケーブルカーの始発7:00に乗り、バスに乗り継いで室堂へ。おりたらすでに森林限界。
室堂〜一の越山荘〜雄山は観光コースといっていいほど気軽な3000m級。小学生のときに何度かのぼったことがある。
雪渓と高山植物が気軽に楽しめる。


下界は35度とか言うているのに、雪の上をすべりながら歩く。涼しいっていうかさぶい。雪の下が溶けて川のようになっているところがどう見ても落とし穴のようなので、「わたしこういうのはまるタイプ、、、ギャー!」と、言うてるそばから水没し、「あんたは子供のときからそんなやねん。」と注意力が散漫なことを説教される34歳。
台風接近と言われながら、ガスの切れ間にすばらしい景色が見られたり、何より酷暑をさけられて、ヤッホー低燃費ー。
雄山の頂上には神社があり、神社に参らないと3000mを越えられない。
3003m地点に勤務される方。
衣装はゴアテックスでしょうか?過酷な労働環境だと思います。
頂上でご祈祷してもらったりお神酒をもらったり、おひるごはん食べたりを含めて往復4時間コース。でも、一の越から頂上までは急峻でガレガレしていて危険なのでそれなりの装備はいります。回転しながら落下していく人を目撃しました。大事にはいたらなかったみたいですが。
再びバス、ケーブルカーと乗り継ぎ、軽貨物。
途中、雄山神社芦峅社務所による。

立派な立山杉が立ち並ぶ。誰もお参り来ていないけど、迫力というか厳かというか、これは一見の価値があると思います。「剱岳 点の記」でロケに使われたらしいです。
帰ってからいつもいく回転ずし「きときと寿司」に行ったら、他府県ナンバーの車がずらりと並んでいて、数時間待ちっぽかったので、行けなかった。