美人クライム

朝5時半におきて、暗がりに自転車にのって、箕面に向かう。
彼氏の車待ちの友達に遭遇。
一方、こちらはピチピチウエアだし、時間も無かったので、手を振るだけで急いでその場を去った。
この後彼氏と私の話でひとしきり盛り上がるに違いない。
こんな朝早くにピチピチでヘルメットかぶってさ〜、クスクス。と。
だって、「何やってんの!」って、いつも笑われるし。
確かに、何やってるんだろう。

箕面駅についた。
鬼コーチ(会社の先輩)が現れた。
もう1人、超美人が来る予定だが来ない。
先に行くことにして、コーチのはるか後をゆっくりのぼった。

苦しかった。
苦しすぎて、さきほど、モヤモヤ考えていたネガティブなことも、忘れた。

INOさんと出会った。
少し一緒に走った。
うりぼうと出会った。
コーチも戻ってきた。
楽しくなってきた。

ヒィヒィ登って、北摂霊園をすぎたところで電話がかかってきた。
美人の人から。スタートしたところだと。
じゃ、戻りましょうと、高山まで行かず、美人の待つスタート近くまで戻る。

戻ったところで私だけ解散しようかと思ったけど、「高山まで行ってないよね?」とプレッシャーをかけられた。
箕面から高山まではおよそ10km。あと1kmのところまで行ったんだから、ゴールとみなしてくれてもいいではないか!
ほぼ2往復する。

帰りは女子2人でゆっくり降りてくる。
美人な人は心もきれいなのだと安野モヨコの美人画報に書いていた。
出発時の私はきれいではない。
反省した。
美人な友人と一緒にすごすと自分もきれいになるはずだとも、美人画報には書いていたので、また一緒に走ってもらおう。