2周年

よくよく考えたら、ロードに乗り始めてまだ2年たってなかった。2年前のことをしみじみ思い出した。
11月の鈴鹿の現地で仮納車(ホイール借り物)。ギアチェンジの仕方もわからず「店長!取説ください!」と叫びながら試走。コース上で3回くらいチェーンが落ちて、本番はギア固定で走る。
12月クリスマスに納車。さむいので、食卓の前に飾って、眺めながら一杯やる日々。
1月に「シェイクダウンに行こう」と真冬の凍てつく五番関につれて行かれる。冬に自転車に乗ることがほとんどなかったので、冬装備もってなくて指切りグローブ。水飲もうと思ったら凍っていて飲めない。吹雪いてきたのでのぼった道を引きかえそうとしたら、それからが地獄。氷点下、凍った激しい下りを指切りグローブでいく気持ちがわかるだろうか?
登山家の山野井夫婦のドキュメント番組で、遭難したとき目が見えなくなってハーケンをうつ場所を素手で探るため、一番なくしてもいい左の小指から順に凍傷で犠牲にしていったという話があって、そのことを思い出しながら泣きながら下った。
生きてて良かった。そのトラウマでしばらく乗らなかった。
次回は「シャカリキよんで清滝単独アタック」
2年間でレースも出たし、車にもひかれたし、いろいろあった。いっぱい走ったし、高いお買いものだったけど、もと取れている方ではないかと思う。
まだ愛情は薄れてないので、しばらく今のマシンでいく。