バールトーク

高校の同級生のほりちゃんは私より前にクロスバイクを持っていた。そのころわたしはマラソンしかしてなかったのに、今は逆でほりちゃんはもっぱらマラソンで私は自転車バカになっている。
元陸上部、初マラソンで4時間半、毎日通勤片道17km。ロードに乗ったら即一軍の逸材とにらんでいる。
去年、エースとほりちゃんとわたしでおきなわマラソン(フル)に行ったが、そのときエースが「ロードバイクがどんなにすばらしいか」を熱く語り、心の扉をバールでこじ開けるようなトークを繰り広げていたが、その後わたしが落車しまくって「ロードバイクこわい」というイメージを植えつけてしまった。悪影響。
ほりちゃんの自転車はちょっとママチャリよりのタイヤが太いクロスバイクなので、勝手に細いタイヤに付け替えてスピード化。そのうちロードほしいとか思ってもらえたらなぁと目論んでいたのだが、しょっちゅうパンクするから戻すということになった。タイヤはずしたら、リムテープがだいぶ寿命っぽいので交換しに回転木馬へ行くことに。運よく、ダイナソア試乗会をやっていて、無理やりロードバイク試乗してもらう。
感想は「やっぱりこわい」
ロードバイクは、「危険」「高額」「格好が無理」の3Kだ。
そのハードルを大きく飛び越えていく女子はやはりそう簡単には増えそうにない。