150km 舞洲〜小浜

恒例春合宿。立派なチームの人たちは1日で日本海往復をなさるらしいが、軟弱な我々は小浜で1泊しておいしいものを食べてのんびり翌日帰ってくるという計画。
鯖街道の朽木あたりはとても好きな道なのだけど、腰が痛くて2日連続サイクリングはきついので小浜まで行って輪行で帰ってくることにする。
「舞洲までわざわざ出ることに意味があるの?」と聞かれる。
舞洲から北摂までは車が多く走りにくいし、とくにアップダウンがあるわけでもなく、練習になる道でもない。海から海へ自分の脚でいくのも、速くなるために勝尾寺にデンして帰ってくるというのも、「なんのために自転車に乗るのか」という目的がちがうからわからないかもしれないけど、自転車に乗らない人からすればどっちも意味の分からない行動です。
乗る姿勢が前から悪いんだろうなと思っていた。「骨盤を立てる」という意味がわからなくて、変な感じで猫背になってた。こないだ「ラグビーとかアメフトとかのような前傾で前に踏み出す姿勢が一番力が入りやすいので、そんなイメージで」というアドバイスをもらったので実践してみる。相撲で前に押し出す感じかな?ハンドルをまわしと思えばよいのか?坂を「のこった、のこった。どすこい、どすこい」と登ってみたらなんか具合がいい。姿勢がだいぶ変わるので、位置がぜんぜんでないと思っていたSMPのサドルも合いそうな兆しが。もう少しサドルを調整したり姿勢を維持する練習をしたら、坂苦手が克服できるかな?
コンポがカンパなので、いつもホイールためし履き大会に混ぜてもらえないが、今回女子3人がカンパで、私以外借り物のいいホイールを装着してたので、ローテーションしてみた。やっぱりいいホイールは軽くてスムーズで、坂とかでギア1個か2個分重くしても大丈夫!って感じがする。3種類のホイールはぜんぜん違うけど、のんさんは「ぜんぜんわからへん〜」というていたので、やっぱりエンジンやなということになり、ええエンジンがなければ結局何使っても一緒かという結論。運動神経はよくないので、段差にバーンと乗り上げたり、バーンと転んだりするので、クロモリで手組みのホイールという今の自転車でいいんじゃないか?と薄々思っている。でもほしい。
120km超えたあたりから、いよいよ腰も疲労爆発。痛い。はっきりと痛い。やっとの思いで日本海到達。自転車は車で明日持って帰ってくれはるというので、手ぶらで電車に。フィッシャーマンズワーフで塩辛だのたこわさだの完全にアテばかりを購入して電車で宴会。