スイスのダム その2

最後はダムの王様、GrandDixanceダム(285m)

はじめ2つがイケメンアーチダムだったが、このダムは重力式コンクリートダムだ。なので、美しさでいうとあんまりかなーと思っていたが

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鳥肌の立つ圧倒的な大きさ。雪の部分にいる豆粒みたいなんが、夫。ここまで行けるところがすごい。発電用なので放流とかしないからだ。

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流れてる水の量は雪解け水くらい。ちょろちょろ。

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ここは黒部ダムのようにダム自体を観光化しているようでダム博物館もあり、ダム写真集やダムビデオも売っていた。ダムビデオをなぜ買ってこなかったのかとダム部におこられた。

また、1日何回か有料だが内部見学ツアーをおこなってくれている。ただしフランス語。でも気を使ってところどころ英語でフォローしてくれる。

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右の発電設備を見た後、堤体のちっさい穴のような入口から内部へはいる。

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餃子1日100万個、みたいないろんなすごさを数字で紹介してくれるコーナー

内部は6度ぐらいですごい寒い。案内役の兄ちゃんがまた短パンの夫を見て「大丈夫か、ジャケット貸そうか?」と言ってくれたがあんまりわからず「OK!」と答えていた。

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内部は古さとサイバーさのまじりあう不思議な空間。

「工事で3名の命を失ってしまったんだ...」との説明に驚いた私に「残念なことだよね」というてくれたけど、工事は1953~1964で黒部ダムより100mも高いのに、3人で済んだのかというところに驚いた。日本の黒部ダムは...という話は到底できやしない。

見学ツアーが終わったらダム中腹でぽーいと解放された。天端へは下からロープウェイが出ているけど、夕方で終了してしまったらしい。天端をあきらめて帰ろうかなと思ったが、行けるところまでいこう。

新婚旅行でダムによじ登る図

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ダム近い

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あぁ、本当にすばらしいかった。ダム周辺の景色もすごいし、ダムもすごい。普通の人はダム拠点でトレッキングとかに出かけることが多いようだ。なので登山シーズンになればもっと良いかもしれない。が、旅費が高い。

シオンにもどってきて街を散策した。あまり観光で泊まるとこではないようだが、古いお城のある街。スイスのダム銀座はフランス語圏になるので料理もフランス料理っぽい。これまで昼はスーパーのパンしか食べてないので晩御飯くらいとよさそうなところに入ったら、ラム肉がおいしくていい街だと思った。

 当初の予定、なかなかいけないところに行けてよかった。グネグネの道ばかり走ってくれた夫に感謝。