実用車

昨日、回転木馬店長と実用車の話をしていたので、高校のときバイトで年賀状配達をしていたときの夢をみた。

年賀状のアルバイトといえば、女子は内勤と決まっていた。
インドアで仕分け作業ばっかりするよりは、自転車で外に出たい。
女子で外勤は1人だけだったので、おっちゃん達がかわいがってくれた。
配達先でよくオヤツをもらったし、コワイおっちゃんから時給2000円のバイトを紹介されたりもした。

重たくて、ロッドブレーキに革のサドル、重厚なスタンドの自転車は、普段乗っているママチャリとは勝手が違ったけど、かわいかった。
当時からすでに鉄自転車好きの素養はあったのだろう。

一度10kmはなれた高校まで、小遣いを貯めて買った自分のママチャリで行った。夏の炎天下、水もなしで走った。往復20km。
今10kmなんてなんでもないけど、自転車で現れた私にみんな驚いた。

最近よく思うのは、あのとき、ロードバイクという存在を知っていれば、どんなに世界が広がっていただろうかと思う。

「シャカリキ」を全部読みました。
男子のみなさんは「坂に登りたくなるでしょ?」と言うけど、
32才女子、鼻たらしながらガムシャラに坂を登るなんて、失うものが大きすぎる。
素直に「坂に登りたい!」とは言えない。

変装して、隠れてコッソリ坂に登ろうかな?