鍋にした

夜まで生きながらえさせようと、こまめに保冷材をかえ、酸素を送り込み、楽そうな姿勢をとらせ、かいがいしくお世話した。
1匹は徐々に反応がなくなった。
それも悲しいが、もう1匹はまだまだ元気で逃げ出そうとする。
それを捕まえて鍋に投入。かまゆで地獄。
熱くなる水の中で、何度か苦しそうに動いた。それも悲しい。

完全に息を引き取ったのを確認して、出刃包丁で真っ二つ。
味噌ベースの鍋にした。
おいしかったです。
おいしかったので、悲しい別れも忘れました。
人の業なのです。

ダシがまだ残ってるので、明日ごはん入れようっと。